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ラグジュアリーホテルの男性フロントスタッフ
ラグジュアリーホテルの女性フロントスタッフ

​​

20代 女性

​宿泊業界4年 宿泊予約業務

​​CASE 02

​ラグジュアリーホテル | 宿泊部門

「宿泊予約の経験を武器に」

OTA営業職を目指すキャリアビジョン

掲載日:2024/12/08  更新日:2024/12/11

観光学科を卒業し、ホスピタリティ業界に惹かれてホテルの予約業務を担当して4年。

お客様の滞在を支える仕事に誇りを持ちながらも、「このままホテル予約だけの仕事を続けていていいのか」という漠然とした不安を抱き始めていました。そんな中、ある出来事をきっかけに、彼女はオンライントラベルエージェント(OTA)の仕事に興味を持つようになります。それは、「観光業界の新しい一面」に気づく体験でした。

「細やかな気配りが生む感謝の言葉」宿泊予約業務で得たもの

宿泊予約業務の4年間で、彼女は「ホテルを選ぶ第一印象」をつくる重要な仕事を担ってきました。お客様の要望を聞き取り、最適なプランを提案する中で、「あなたのおかげで良い旅行のスタートが切れた」と言われることも多くありました。

ある時、観光目的で訪れたファミリーのお客様が、滞在中の観光プランに困っていたため、地域の観光施設やイベントを紹介したところ、後日「提案してもらった観光地が最高でした。思い出に残る旅行になりました」と感謝の手紙をいただいたことがありました。

「直接お客様と顔を合わせることは少なくても、その滞在に大きく影響を与えられるのがこの仕事のやりがい」と彼女は語ります。一方で、予約業務の範囲はあくまで宿泊施設に限定され、観光全体に関わる機会が少ないことに物足りなさを感じることもありました。

 

 

 

 

 

 

 

「宿泊業務を超えた挑戦」OTAに惹かれた理由とは

彼女がOTAに興味を持ったのは、ある営業担当者との会話がきっかけでした。

その日は、OTAの営業担当者がホテルを訪れ、新しい宿泊プランの提案や予約キャンペーンの打ち出し方についてアドバイスを行っていました。その姿を見て、「自分もこんなふうに宿泊施設と連携しながら、旅行全体を作り上げる仕事をしてみたい」と感じたのです。

 

特に彼女が感銘を受けたのは、営業担当者が提案した具体的なキャンペーン案でした。

平日の稼働率が低い日をターゲットに、航空券と宿泊をセットにしたプランをOTAで販売することで、予約数を大幅に伸ばすというものでした。「部屋を埋めるための戦略は、単に価格を下げるだけではなく、プランの魅力をどう伝えるかが大事なんだ」と感じた瞬間でした。

「宿泊施設の魅力を引き出し、旅行者にその価値を届けるのが営業力だ」と気づいた彼女は、自分もそのスキルを身につけたいと思うようになりました。

私に必要なのは、営業力。新たな道を求めて

「ホテルの予約業務では、自分の提案がお客様に喜ばれることはあっても、ホテル全体の営業戦略に関わる機会は少ない」と感じていた彼女。営業スキルを磨くことで、観光業界全体を支えるような仕事に挑戦できるのではないかと考え始めました。

OTAなら、宿泊施設や旅行者だけでなく、観光地全体をつなぐ役割を担い、提案力を活かして多くの人に影響を与えることができます。また、数字やデータに基づいて戦略を立てる仕事を通じて、自分自身の視野を広げることもできると確信しました。

「これまでの経験を活かしつつ、もっと広い視点で観光業界に貢献したい。そして、営業力という武器を身につけてキャリアを磨きたい」という思いが彼女の中で大きくなりました。

「未経験の壁を越えて」営業職への不安と決意

OTAへの興味を持ちながらも、「営業経験がない自分にできるだろうか」と不安を感じていた彼女は、キャリアアドバイザーに相談しました。

「自分がこれまで培ってきたスキルが、営業職で活かせるのかどうか分からない」と正直な気持ちを打ち明けると、アドバイザーはこう言ってくれました。
「宿泊予約業務で身につけた『お客様のニーズを汲み取る力』や『提案力』は、OTAの営業でも大いに役立ちますよ。むしろ、現場を知る人だからこそできる提案があります」。

この言葉に、彼女の中で「これまでの経験を営業力につなげられる」という確信が生まれました。さらに、「数字やデータに基づいて提案を行う営業スキルを磨けば、観光業界全体を支える役割が担える」というアドバイスを受け、具体的なキャリアビジョンが描けるようになりました。

「これまでの経験を土台にして、営業力という新しいスキルを手に入れたい」。その想いは、不安を上回る原動力になっていきました。

「自分らしいキャリアを目指して」これから描く未来

現在、彼女はOTAでの営業職への転職活動を進めるとともに、営業スキルを磨くための準備を始めています。これまで培ったお客様対応力や提案力に加え、マーケティングやデータ分析の基礎を学び、宿泊施設への価値ある提案ができる営業担当者を目指しています。

「観光業界の魅力をもっと多くの人に伝えられる仕事がしたい。宿泊予約の経験は、自分にとっての基盤です。それを次のキャリアで活かしていきたい」。そう語る彼女の目には、次の挑戦への明るい未来が映っていました。

観光業界の枠を広げ、より多くの人の旅の喜びを支える仕事へ。営業力を求める彼女の挑戦は、次のステージでさらに輝きを増していくでしょう。

ラグジュアリーホテルのラウンジ

※掲載された内容はキャリア相談の一例として示されたものであり、全ての利用者に該当するものではありません。実際の相談内容や結果は、個々の状況や希望に応じて異なります。

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